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住宅の見えない部分の瑕疵(かし)で脅かされる

 大阪府阪南市の住宅地市道で2回に渡っておきた陥没事故。原因は造成工事の際に地下に残った貯水槽ではないかと見られている

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 宅地造成された住宅地、よくいわれるのは「○○池」やら「○○堤」という地名があるのにそうした池が地図上で見当たらないときはその池を埋めて造成しているので地盤がゆるいという話。住宅を選ぶ際のポイントとして言われることがあるぐらいだが、それをやみくもに信用して避けて通るのは行き過ぎている感がある。

 しかし、今回の事故は自然物が対象ではなく人工物が原因と推測とのこと。まだ結論は出ていないようだが、当然住民は「他にもあるのでは?」という不安にかられる。一回目の調査で1つの貯水槽が見つかり、それは砂で充填されていた。しかし後日2つめの貯水槽が見つかり、それは空洞であったという。造成工事を行った企業は瑕疵を認めている。今回は1972年の航空写真で貯水槽が写っていたことで判明した。造成工事を行った企業は工事のときに壊したと説明していたらしい。ということは故意または過失があったと推測される。

 住宅自身ではなく建てる土地を生む造成工事段階で発生していることで住民はもちろん造成地を購入して住宅を販売する企業にもわからない。かといって「この場所にも貯水槽があったのでは?空洞なのでは?」と心配しても都度調査を行うわけにもいかない。この阪南市の事例だけではない。不安は広がる。責任も重い。

 ※この週明けぐらいから空洞貯水槽を埋める工事が始まるようである。

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